信楽焼の体験ができるスポット8選|滋賀県で作陶が楽しめる工房

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信楽焼は、土の風合いを活かした素朴さが魅力の陶器です。 その風合いにはどこか温かさが感じられ、またアンティークのような懐かしさもあり、シンプルで温かみのある風合いが様々な食事シーンにも対応できるため食器としても多く利用されています。そんな信楽焼を自分の手で作れる体験施設をご紹介します。

信楽焼とは


出典:写真AC

そもそも信楽焼(しがらきやき)の歴史の始まりは奈良時代と言われており、滋賀県甲賀郡信楽地方から生まれたと言われています。

奈良時代のものと思われる瓦が甲賀郡信楽地方の雲井村で最初に発見されたことから産地が割り出されており、平安時代以降のものは種壷、酒壺など日常で使用されていた雑器が見つかっています。

使用される粘土が耐火力や保湿力に優れているという特徴から、食器・茶碗などの日常雑器、タイル、雛人形など多岐に渡って作られています。 吸収性にも優れているので植木鉢などにも多く使用されており、これだけ見ても人々の生活を支える文化の1つだということがよくわかりますね。

それでは実際に、作陶体験できる施設のアクセス方法、料金、特徴を紹介します。

信楽焼の体験ができるスポットその1「信楽陶苑 たぬき村」


出典:信楽陶苑たぬき村

信楽高原鉄道「雲井駅」より徒歩7分の位置にある『たぬき村』は、電動ろくろを使った信楽焼体験ができる施設です。

料金は電動ろくろの使用料金が1台1時間1,000円焼き上げ費用別途500円~になっています。焼き上げ費用は湯呑みなど小さなものの場合は500円(税別)ですが、大きなものになるほど料金は高くなります。また、初心者や小さな子どもも楽しむことができる手びねりコースは一人1,500円で体験できます。

『たぬき村』の特徴と言えばやはりオリジナルのたぬきを作成できる点です。 料金は2,000円と少し高めではありますが、高さ約18センチのたぬきが最短1時間30分で作ることができます。 たぬきには八相縁喜(笠/通/目/腹/顔/金袋/徳利/尾)の縁起があるので、願掛けとして作ってみてはいかがでしょうか。

【住所】滋賀県甲賀市信楽町牧1293-2

【アクセス】名神栗東I.Cより約20分/新名神草津田上JCTより約10分/名神京都東I.Cより約25分

信楽焼の体験ができるスポットその2「大小屋」


出典:大小屋

 本格的な信楽焼き体験ができる大小屋の料金は手びねりコースが1,500円から電動ろくろ60分コースが3,222円からになっています。

電動ろくろは作品を2個制作することができ、焼成分の料金も含まれています。 出来上がりの色を『大小屋』が自社制作した5種類の釉薬(赤・黒・緑・黄・白)から好きな色を選択することができ、非常に映える色で焼きあがるという特徴があります。 

【住所】滋賀県甲賀市信楽町勅旨2349番地

【アクセス】新名神信楽インターより5分/名神草津田上インターより25分/名阪 国道25号線壬生野インターより丸柱を経て信楽へ25分、JR琵琶湖線石山駅よりバスで陶芸の森前下車後徒歩1分

信楽焼の体験ができるスポットその3「まるとく陶器 奥田得斎陶房」

『まるとく陶器 奥田得斎陶房』は、 初心者や子供まで優しく教えてくれるため家族連れやカップルなどにも多く利用されています。

信楽焼体験プランは2種に分かれていて、電動ろくろコースが2,000円から手びねりコースが1,500円からで体験できます。どちらのコースも18センチまでの作品の焼成分の料金も含まれていて、2点目以降の作品については焼成代として1,000円別途で必要になります。

納得のいくまで何度でも作り直しがでいる『まるとく陶器 奥田得斎陶房』でリラックスしながら信楽焼体験してみませんか?

【住所】滋賀県甲賀市信楽町長野1198-2

【アクセス】新名神高速道路信楽ICより車で約5分、信楽高原鉄道「信楽駅」から徒歩5分

信楽焼の体験ができるスポットその4「みはる窯」


出典:信楽焼 神崎継春

『みはる窯』では 信楽焼体験教室を第2日曜日のみ実施しています。料金は一人3,240円ですが、特徴として時間・粘土量・作品点数が無制限で作成できます。 また、実際に教えてくれる先生が甲賀市指定無形文化財保持者の方なので、初心者の方はもちろん経験者の方にもおすすめです。

【住所】滋賀県甲賀市信楽町長野1388-1

【アクセス】新名神高速道路「信楽IC」から約20分、信楽駅から徒歩20分または貸し自転車で約10分

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