「芸術家」の仕事を紹介|デザイナーとの違いは?

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「芸術家」という仕事に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか。

自分の好きなことをしてお金を稼いでいるというイメージもあり、その自由さに憧れを持つ人も多いかもしれません。しかし、芸術家として実際に生活するのはとても大変で、苦労の多い職業です。

今回は、そんな「芸術家」という仕事を詳しく紹介します。

芸術家の仕事とは

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芸術家とは芸術(美術、音楽など)を生業としている人を指します。織物や陶芸などの伝統工芸品の作者も芸術家として扱われます。また、一流の料理シェフなども芸術家と言っていいでしょう。

歌舞伎俳優など独自の文化に基づいた舞台関連の方も芸術家とみなされます。広義にはCGなどを使った芸術作品、DTMを使って仕事をしている音楽家なども含まれます。

つまりは人間の五感に食い入るような「美しければ美しいほどいい」ものを創り出す人を芸術家と呼びます。

芸術家に必要な資格は?

芸術家になるために必要な資格はありません。音楽分野では、クラシックの仕事をしている人のほとんどが音楽大学の卒業生ですが、もちろん例外もあります。

ポップス系のアーティストはそうでない人が数多くいますし、楽譜すら読めない人もいます。ただし知識は絶対必要で、経験だけではどうにもならないことがありますので、独学でもいいですからしっかりと理論書などを読んだ方がいいと言われています。

美術分野でも美術大学を出ている人もいればそうでない人もいます。どちらの分野も専門教育を受けるのが一般的には早道と言われています。伝統工芸、伝統芸能等の場合は弟子入りして修行することが不可欠なシステムになっていることが多いです。

PC上で芸術作品を作成する人にとっては、専門的なソフトウェアを使いこなすことが大事です。しかもその手のソフトウェアは非常に高価です。最終的に制作する作品は著作権法によって保護されますので、決してコピーソフトなどを使ってはいけません。

芸術家に向いている人は?

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芸術家にとっていちばん大切なのは「感性」です。いかにそれを見聴きする人に感動を与えるかということで評価が決まりますので、まず自分の感性が非凡でなければいけません。

具体的にはどんなものにも興味をいだいて、それを探求する欲求のある人は芸術家に向いているといえます。さらに自分の技術への向上心を常に持ち続けることが作品の質の維持に関わってきますので、「妥協することが嫌い」という人も向いていると言えます。

更に仕事において「常に新しいことを模索する」ことも必要になります。いかに既存の芸術の殻を打ち破るかということを考え続けることが出来るかは重要です。逆に芸術家に向いていない人は「既存のレールの上に乗って楽をしたい」人かもしれません。芸術家は常に向上心を持つ必要があります。

芸術家とデザイナーの違いは?

芸術とデザインは全く別物の仕事です。デザイナーがする仕事はあくまでもクライアント中心のコンテンツ作成と納品です。芸術家は、同じような仕事でも必ず独自性を発揮します。

つまり、「他と(ひと味でもいいから)違うものを創作できる人は芸術家の範疇に入ります。逆にクライアントの発注通りに、誰が作っても同じものを作っている人はデザイナーであると言えます。

芸術家という仕事にしか味わえない達成感

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芸術家として生活していくことは簡単ではありません。最初のうちは芸術家の仕事だけでは生活していくことが難しく、バイトをしながらなんとか続けている人がほとんどです。

超一流になれば稼げるでしょうが、通常「その収入だけで生きていけたら勝ち組」といわれるほどの仕事なのです。

では、なぜそれでも芸術家を目指す人は多いのか?ということです。それは登山家が「そこに山があるから登る」というのに似ています。

挑戦したい欲求、徐々に認めてもらえるようになったときの達成感、さらに自分独自のものを作り出しているということに対する満足感、作品を認められた時の喜び。こういったことは、芸術家だからこそ味わえることなのです。

そういった感情が芸術活動へのモチベーションに繋がり、良い精神的スパイラルを作り、さらに洗礼された作品を生み出せるようになっていきます。

常に向上心を持つ人にとって、芸術家は魅力的な仕事です。

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