お土産に買うならこれ! 山梨県のこだわりワイン5選

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豊かな自然に囲まれ、桃やブドウ、さくらんぼなどのフルーツが豊富にとれる山梨。新鮮なフルーツを使ったデザートも良いですが、旅先で味わいたいのはやっぱりワイン! 県内には大小さまざま、約80のワイナリーが点在しており、世界的に注目される若い造り手も増えてきています。

今回は、ワインマニアの筆者が選ぶ、おすすめのワイナリー&ワインをご紹介。お酒好きの友人へのおみやげにすれば、きっと喜んでもらえるはず。

ワイン大国・山梨

ブドウ栽培は奈良時代から、ワイン醸造は明治時代から始まったとされる山梨。現在では国内の約3割のワインが生産されており、いわずと知れた日本ワインの発祥地でもあります。和食に合うとされる甲州種ブドウを使った白ワインのほか、「甲斐ノワール」や「甲斐ブラン」など固有品種を生かしたワイン醸造もさかん。県内の各地を巡りながら、ワイナリー見学やワインの試飲を楽しむことができます。

お土産に喜ばれる、山梨ワイン

①原茂ワイン「ハラモ甲州シュール・リー」

甲州市勝沼で1924年に創業した「原茂ワイン」。自社畑及び地元農家との契約畑を持ち、甲州種の白ワインのほか、甲斐ノワールなどの新品種を取り入れた多彩なワインを生産し続けています。

いちおしの「ハラモ甲州シュール・リー」は、勝沼産の甲州種を100%使用した白ワイン。フルーティーですっきりしていながら、熟成されたような複雑な風味もあり。酸味は穏やかで、お刺身やマリネなどのフレッシュな魚介、さっぱり系のパスタによく合います。

お土産に喜ばれる、山梨ワイン

②ドメーヌQ「シャルピノ ペティアン」

自家農園で栽培するピノ・ノワールのワインで知られる小さな醸造所「ドメーヌQ」。無農薬の自然肥料を使い、低温発酵でじっくりと仕込んだこだわりのワインは、同業者のなかでも評判となっています。

ユニークなエチケットも魅力の「シャルピノ ペティアン」は、ふくよかな果実味あふれるスパークリングワイン。シャルドネとピノ・ノワールをブレンドした本格派! ビオワイン好きにはたまらない、個性的なおいしさです。

お土産に喜ばれる、山梨ワイン

③くらむぼんワイン「ベルアルバ」

勝沼の地で、自然栽培された高品質のブドウだけを厳選してワイン造りを行う「くらむぼんワイン」。フランスで栽培と醸造を学んだ若きオーナーが、温故知新の精神で新しいものをどんどん生み出しています。

マスカットベーリーAの果汁を、皮付きの天然酵母で発酵させた「ベルアルバ」。うつくしいピンク色の見た目どおり、プラム・バラのような華やかな香りがします。酸味や苦味のバランスがとれた、無濾過の辛口ロゼワインです。

お土産に喜ばれる、山梨ワイン

④まるき葡萄酒「いろ甲斐ノワール」

1891年に設立された日本最古のワイナリーとして知られる「まるき葡萄酒」。山梨だけでなく全国各地に自社農園を所有し、ブドウ栽培はもちろん醸造まで、伝統的で上質なワイン造りにこだわっています。

「いろ甲斐ノワール」は、ブドウ品種・甲斐ノワールのスパイシーな香りを楽しめるミディアムボディの赤ワイン。ベリーの果実味にきりりとした酸味も加わり、濃い味つけの和食や豚肉のハーブグリルに合いそうです。

お土産に喜ばれる、山梨ワイン

⑤あさや葡萄酒「麻屋花鳥風月 月 ノワール」

地元産ブドウの個性を大切にしながら「風土を生かした日本らしいワイン」の生産を目指している「あさや葡萄酒」。気取らずに普段使いできる、和食にもぴったりのワインが充実しています。


「あさや葡萄酒」で人気の「花鳥風月シリーズ」から、「月 ノワール」をセレクト。まろやかな果実味にハーブやペッパーのスパイスが効いた、バランスの良い芳醇な赤ワイン。甲斐ノワール主体のオーク樽熟成タイプです。

現地のワイナリーでお気に入りの山梨ワイン探し

各地のワイナリーを巡って造り手とふれあう旅のスタイル「ワインツーリズム」が、日本でも少しずつメジャーになってきました。富士山エリアをはじめとする名所をまわった後は、のんびりと美しい景色を眺めながらワインを味わい、その土地の歴史を知るのも素敵。現地でいろいろ味比べをしながら、自分好みの一本を見つけてみませんか。

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