和室といえば畳。その座り心地や井草の独特なアロマが世界中で注目されています。身も心も癒されてしまう畳の部屋でゆっくりと日本文化について語って見てはいかがでしょうか。
今回は、畳を説明するときに役立つ英語表現を紹介します。
「畳とは何か」を英語で説明
畳は初めてという海外からの友人。和室への入室を躊躇っている様子です。
畳について説明してあげましょう。
自分:Tatami is a traditional Japanese flooring made of quality rice straws. This distinctive smell comes from the woven ones. A single mat is thick and heavy.
(畳は、質の良い米の井草から作られた日本の伝統的なフローリングです。この独特の匂いは織りこまれている井草からくるものです。一畳は厚くて重いですよ。)
相手:Is it a hand-made?
(手作りですか。)
自分:They used to be a hand-made, but nowadays, special machines are used for mass-production.
(畳は手作りでしたが、今日では、特別の機会が大量生産をするために使われています。)
畳のプロは、畳に適した井草を見極めるために、井草をたたき、質を見分けます。質の良い井草のみが畳作りに使われます。
畳の大きさと和室のサイズを英語で説明
日本では、畳の数で和室の広さを表現します。4畳半、6畳、8畳などはお馴染みですね。畳の大きさや和室の大きさの言い方について英語で説明してあげましょう。
相手:Does every tatami have the same size?
(畳は全て同じ大きさですか。)
自分:Not always. It depends on the room size and region. If the room needs a half size of standard tatami, a half mat will be used.
(そうとは限りません。部屋の大きさや地方によって違います。もし、部屋が標準サイズの畳の半分を必要とするなら、半畳が使われます。)
相手:How big is the full mat?
(一畳の大きさは?)
自分:A standard size is about1.653square meters. We measure each room by the number of tatami mats. If there are 6 mats, it is called roku jo. Jo means tatami mat.
(標準サイズは、約1,653平方メートルです。畳の数で部屋の大きさを測ります。もし、6つのマットがあれば、それは六畳と呼ばれます。ジョウとは畳を意味します。)
伝統的な茶室の典型的な大きさは4畳半です。日本の侘び寂びの代表である茶道。興味のある外国人に教えてあげると喜ばれます。
畳を紹介する英語表現は、いかがでしたでしょうか。
ぜひ、参考にしてみてください。
文・ラッド順子