ビールはお好きですか？1日の終わりに、まず初めの一杯はビールという方も多く、食前のおつまみから和洋中の料理、どんな種類の食べ物にも合うということもあり人気のビールですが、普段はどのようなビールをお選びでしょうか。
通はクラフトビールや地ビールを
ひととおり有名メーカーのものは試したという方や少し雰囲気を変えたいという時には、こだわりの製法でつくられたクラフトビールや地ビールがオススメです。地ビールの本場はベルギーやドイツなどのヨーロッパですが、日本でも大手の飲料メーカーからビールがたくさん販売されています。
日本の全国各地ではその地の特徴を活かした、地ビールやクラフトビールが数多くつくられており、ヨーロッパに負けず劣らずのビール大国と言えます。今回は日本中にたくさんあるクラフトビールの中から、１年間を通して日照時間が長く、みかんやお茶の産地である静岡県で生産されている「伊豆の国」ビールをご紹介します。
静岡の伊豆の国ビールとは
出典: みんなのHawaiians
生産場所は、静岡県伊豆の国市で江戸時代に開港された下田港もある伊豆半島の西側に位置しています。太平洋が近く、富士山も近いため、海と山の良さが混じり合った土地となっており、温暖な静岡県の風土も重なり関東圏からも近いのですがのんびりとした環境となっています。
ヨーロッパ生まれの原料×日本の技術で醸造
2010年に発売を開始した日本生まれの伊豆の国ビールですが、フランスやドイツなどのヨーロッパ各国から厳選されたホップなどの原料を使用しています。そして、日本ならではの技術として小さな仕込み窯を使用しているため、ひとつひとつ丁寧に手間暇をかけて作られているところが特徴です。
また、長年の経験を積んだビール職人というべき製造者が責任を持って作成しています。まさに、ヨーロッパの伝統と気品、世界に誇れる日本のものづくり文化が融合した至高の品であると言えます。
ビールは糖化、ろ過、煮沸などの工程を経た後に、1週間ほど発酵することで若ビールと呼ばれる状態になり、低温で数十日間ものあいだ熟成されることでようやく完成します。じっくりと丁寧に作られているからこそ、美味しいビールが仕上がるのです。
静岡、伊豆の国ビールの人気商品の味
種類や味わいが様々で選ぶ楽しみがあるのもクラフトビールの魅力のひとつです。伊豆の国ビールは味わいと風味の異なる3種類のビールで展開しています。
ピルスナー
まず、はじめは「ピルスナー」をご紹介します。ピルスナーはビールの生産で有名なチェコ原産のホップを使用したビールで、色はほんのり赤みがあり、さわやかな苦味でのどごしスッキリとした飲み口が人気です。
インターナショナル・ビアカップ2014 金賞です。
ヴァイツェン
続いては、「ヴァイツェン」です。南ドイツのビール元に、独自のスタイルで仕上げたマイルドでフルーティーな味わい、色はややゴールドよりです。ビールの苦みが好きではない人でも飲みやすいと人気です。
インターナショナル・ビアカップ2014 銀賞です。
スタウト
最後は、「スタウト」です。日本では珍しい黒ビールとなっています。このスタウトは本当に深い黒い色をしており、伊豆の国ビールならではのどっしりとした深みのある味わいとのどごしが体感できます。
インターナショナル・ビアカップ2014 銀賞です。
これら3種類のビールは、同じ伊豆の国ビールのメーカーから販売されているのですが、ひとつひとつが全く異なる味わいとなっているので、それぞれを飲み比べるのも良いかもしれませんね。
伊豆の国ビールの販売店、取扱ショップはどこにある？
地ビールやクラフトビールは、全国各地にあるお店やコンビニで売っているものではありません。生産量に限りがあることや、販売ルートが大手のビールメーカーとは違っているため、いつでもどこでも手に入りにくくなっています。
伊豆の国ビールも例外ではなく他の地ビールと同様に、限定的な販売となっています。伊豆半島の各地にあるショップや、静岡県内でも特に御殿場市周辺での取り扱いのほか、クラフトビールを取り扱うレストランなどで楽しむことができます。
伊豆の国ビールレストランで取扱
静岡県伊豆の国市｢IZU･WORLD みんなのHawaiians｣内の伊豆の国ビールレストランで提供されているそうです。
電話番号：0558-76-3355
定休日：無休
営業時間：11:00~14;:30 17:00~20:30
遠方に住んでいる人であれば、現:を訪れた時の楽しみとしてぜひ伊豆の国ビールを覚えていてください。また、どうしても行くことができないという方の場合は、インターネットでの販売も、もちろん行っているのでお取り寄せをすることが可能です。
伊豆の国ビールの和洋の粋なこだわりを
海外の品質の高い材料と、日本の高い技術を用いた製法で、和洋のいいとこ取りの伊豆の国ビール。ぜひお試しくださいね
