【英語で言うと】着物の家紋柄や歴史の紹介

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海外でも、正月になると元旦参りの着物姿の女性の姿や成人式の男性の袴姿がテレビで放映されることが数多くあります。日本といえば、着物。ほとんどの人が着物の姿について知っていますが、歴史を知っている人はあまり多いとは言えません。

そこで今回は、着物の歴史を紹介するときに役立つ英語表現を紹介いたします。

着物の由来・歴史を英語で

現在の着物が登場する前は、着物という言葉は、服を意味していたと言われています。現在の着物は、平安時代から身につけられるようになりました。その由来について海外の友達に教えてあげましょう。

自分: In the Heian Period, a method for straight-line cutting was created. With this technique, Kimono makers were able to produce more easily. As a Kimono suits a variety of body sizes, and enables people to store it easily in a closet, it became popular.

(平安時代に、直線裁断法が発明されました。この技術によって、着物メーカーは、より簡単に製造することができるようになったのです。着物は様々な体型に適合し、より簡単に収納できることで人気が出ました。)

相手: I see. When did you stop wearing a Kimono for everyday life?

(なるほど。日常生活で着物を着なくなったのはいつですか。)

“enable …..to〇〇” は、「……….が〇〇できるようにする」 という意味になります。便利な英語表現なので覚えておくと役にたちます。

自分: During the Meiji Period, foreign culture influenced Japan. The Government first legalized wearing Western clothing for government officials and military personnel for official functions. Today, we don’t have such a law.

(明治時代に、外国文化が日本に影響を与えました。日本政府は、公務員と軍人に洋服を着ることを法制化したのです。今日、このような法律はありませんよ。)

相手: Did ordinary citizens wear Kimono?

(普通の人々は着物を着たのですか。)

自分: They started to wear Western clothing, and wore Kimono on special occasions.

(洋服を着始め、特別な行事の時に着物を着ました。)

結婚式や成人式などの特別行事を言いたい場合には “ special occasions.”を使うと便利です。

日本特有の家紋を英語で

町を歩いていると、結婚式帰りの着物姿の女性たちが通りすぎました。海外からの友達が、家紋について興味があるようです。

相手: What is the design decorated on Kimono?

(着物にあるあのデザインは何ですか。)

自分: That is the family crest. Females tend to wear Kimono with the individual family crest at the wedding ceremony. Each family crest is decorated on the Kimono to identify the wearer’s family background.

(家紋ですよ。女性は、結婚式に家紋付きの着物を着る傾向があります。それぞれの家紋は着用者の身元証明のために着物に装飾されています。)

相手: It looks like a western crest. Animals and birds were often used.

(西洋の紋章のようですね。動物と鳥がよく使われます。)

“identify” は、「誰であるか明らかにする」という意味があります。よく使われる単語ですので覚えておきましょう。

着物の由来を紹介する英語表現は、いかがでしたでしょうか。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

文・写真/ラッド順子

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