見学できる相撲部屋4選|申し込み方法と注意点、魅力を紹介

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見学できる相撲部屋③「東関部屋」


photo by m-louis .®

力士たちが真剣にぶつかり合いながら行う迫力ある稽古を、稽古場の中に入って見学することができるのが葛飾区柴又に位置する「東関部屋」です。

稽古見学の予約は行っておらず、先着順に稽古場に入って稽古を見学することができます。見学希望者が定員に達し次第締め切られるので、稽古場に入れるかどうかは運次第だと言えるでしょう。

東関部屋

住所:東京都葛飾区柴又2-10-13
電話番号:03-5876-5713
見学時間:7:00~10:30頃(時間は前後する可能性があります)
アクセス:京成電鉄「高砂駅下車、徒歩約15分」
公式サイト:
http://www.azumazeki.jp/ 

見学できる相撲部屋④「出羽海部屋」


photo by m-louis .®

「出羽海(でわのうみ)部屋」は200年以上の歴史を誇る名門の相撲部屋だと言えます。現在出羽海 昭和(でわのうみ あきかず:元前頭 小城ノ花)師匠の下15名の力士が所属しています。 現在残念ながら一般見学者への稽古開放を行っておらず、後援会や後援会会員の紹介のみ見学者を受け入れています。

後援会や後援会会員の紹介者がなければ見学できない狭き門ですが、もし後援会や後援会会員にツテがあれば是非見学してみたい相撲部屋です。

出羽海部屋

住所:東京都墨田区両国2-3-15
電話番号:03-3632-4920
アクセス:JR総武線「両国駅下車、徒歩約7分」
公式サイト:
http://www.dewanoumi.net/top.html 

相撲部屋を見学する時の注意点


photo by akaitori

相撲部屋の見学はあくまで相撲部屋の好意で見学者の受け入れが行われています。稽古場での主役は真剣に稽古に励む力士であることを忘れないようにしましょう。

相撲部屋の見学の際には写真撮影は相撲部屋の許可を取って行うことや、たとえ許可が下りた場合でもシャッター音を発するスマホなどでの撮影は控えるべきでしょう。

また、電話の着信音は力士の集中力を削いでしまうため相撲部屋見学の際は電話の電源を切るべきですし、もちろん稽古場内での通話はもってのほかだと言えます。稽古場内は力士の息遣いやぶつかり合う音が意外なほど大きく聞こえますが、応援や私語は慎んでください

風邪を引いている時は力士にうつしてしまう可能性があるので相撲部屋見学は見送りましょう。細かいことですが、力士に向かって足を向けるのもマナー違反だとされるほど厳しいしきたりが受け継がれる相撲部屋ですから見学の際には禁煙、ガムなどを含む飲食禁止を守って見学してください。

相撲は武道であり格闘技ですから、稽古に励む力士たちは真剣そのものです。また古くから神社に奉納されることから相撲には神事としての側面があることも忘れてはならないでしょう。

力士の聖域である相撲部屋

古くから力士は四股名を持つことで神の依り代となり、神からの御利益を受け神通力を備える特別な存在だと考えられて来ました。そのため力士の頂点に立つ横綱は御神木同様に、神の依り代の証である注連縄(しめなわ)を身に付けて土俵入りを行います。

魔や穢れ、邪気を払うために四股(しこ)を踏み、四股を踏むことでその土地に五穀豊穣や無病息災をもたらすと言われています。

メディアの発達と共に力士は随分と身近な存在となりましたが、伝統的なしきたりを守りながら生活する相撲部屋は力士の聖域だと言えるでしょう。

力強い力士たちの生活を垣間見ることができる相撲部屋見学は非常に意味深いものですが、見学させてもらう際にはマナーを守って日本の伝統文化に触れたいものです。 

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