和食といえば、天ぷら、そば、うどん、おでんなど、次々と目に浮かんできます。和食の旨味のベースとなるダシ。海外では、有名シェフ達の注目の的です。
ダシは日本語ですが、有名レストランやグルメ達の間では当たり前に使われるようになってきています。和食といえば寿司、そして、寿司に欠かせない日本の伝統的な食材がワサビです。
そこで今回は、和食に使われる代表的な食材であるダシとワサビを紹介するときに役立つ英語表現を紹介します。
英語でダシを説明
海外では、醤油を見かけることが珍しくなくなりました。イギリスでは、そばやうどんがスーパーマーケットで売られるようになってきましたが、ダシについて知っている人は少ないようです。
蕎麦屋で友人と食事をしているときの会話例です。
相手: This soup is so delicious. What are the main ingredients for this?
(このスープは、とても美味しいです。主な材料は何ですか。)
自分: One of ingredients is soy sauce. The base for this soup is shavings of Katsuobushi, steamed and dried skipjack tuna.
Edible kelp called Kombu is also popular for the base.
(材料の一つは、醤油です。このスープのベースは、蒸して乾燥させたカツオの削りである鰹節です。昆布と呼ばれる食用の海草もベースとして人気があります。)
相手: My wife is a vegetarian. She can’t taste Japanese soup, can she?
(私の妻は、ベジタリアンです。彼女は日本のスープを味わえませんね?)
自分: Don’t worry. Kombu is not animal. We also have the soup made of Shiitake mushrooms.
(心配いりません。昆布は動物ではありませんよ。椎茸で作られるスープもあります。)
英語でワサビ(山葵)を説明
西洋には、西洋ワサビと呼ばれる白いワサビがあります。味は似ていますが日本のワサビよりもまろやかです。
海外では、スーパーやレストランで寿司が売り出されていますが、そのほとんどがワサビ抜きです。そのため、新鮮なワサビを食べて、びっくりする外国人も多いのです。
寿司屋での会話例です。友人がワサビを見つけてびっくりしています。
相手: What’s this green ingredient?
(この緑の食材は何ですか。)
自分: That is Wasabi, Japanese horseradish.
It ‘s a traditional condiment with a strong pungency, that goes well with raw fish.
(あれは、ワサビです。和風の西洋ワサビです。刺激的な味の伝統的な薬味で、刺身とよく合います。)
相手: Wow, delicious! It’s bit sharp, but I love it.
(わあー、美味しい!少し刺激的ですが、僕はすきです。)
自分: How about taking wasabi for your family. Fresh wasabi is rare and very expensive.
But tubed or powdered Wasabi tastes good and the cost is reasonable.
(家族にお土産にワサビを持って行ってはどうですか。新鮮なワサビは、珍しくて高価です。でも、チューブや粒状のワサビは味もよくて、価格もお手頃ですよ。)
いかがでしたでしょうか。ぜひ、参考にしてみてください。
文・写真/ラッド順子