洋風っぽい北欧風な伝統工芸品!波佐見焼の世界

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日本の焼き物といえば、和風のデザインでやや重いイメージがあるかもしれません。また、扱いが難しくて意外に洋食も食べる現代生活では食卓のコーディネートがうまくいかないということもよくあります。

でも実は、ホワイトの地色にブルーの差し色、大きく抽象的なデザインなど北欧にも通じるオシャレなものが日本にもたくさんあるのをご存知でしょうか。

出典:波佐見焼窯元 利左エ門窯

日本ならではの伝統的な工芸品でありながら、現代的な使いやすさで近年日本の焼き物の人気が上昇中です。今回は、日本各地にある北欧風の焼き物の中でも、特にかわいいデザインのものが多い波佐見焼についてご紹介します。

伝統工芸品、波佐見焼について

長崎県東彼杵郡波佐見町に伝統的に伝わる焼き物で、波佐見焼(はさみやき)と呼んでいます。有田焼のひとつとして分類されることもありますが、波佐見焼には歴史があり、実に数百年もの長さを誇ります。

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比較的しっかりとした質感の器が特徴で、白やグレーなどモノトーンの地色に、ブルーやグレー、濃紺などの落ち着いたトーンのカラーが多く見られます。また、嬉しいのが価格設定がリーズナブルであること。せっかく買った器や食器なのに、割れてしまうのがもったいなくて、食器棚にしまったままになってしまうということもなく、日常使いにどんどん使用できるところが魅力です。

最近では、「HASAMI」と銘打って現代的で使いやすいデザインの食器を数多くデザイン、生産しています。

まるで北欧ブランドの器に見える!白山陶器とは

波佐見焼を全国的に一躍有名にしたのが、この白山陶器(はくさんとうき)です。波佐見に本社の工場がありますが、今では東京や大阪にもショウルームがあるほどの人気です。いろいろなデザインがありますが、その中でもダントツで人気があるのがブルームという、白い陶器に青いお花をモチーフにしたシリーズです。

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北欧ブランドにも見られるようなオシャレなデザインとなっているのですが、洋食にも和食にも、どんな料理でもフィットしやすく、使いやすさが魅力です。北欧のアラビアやイッタラにも負けないデザインで毎日の食卓が華やかで上品になります。

モノトーンで落ち着いた印象の焼き物のたくさん

華やかなお花のデザインも多く見られる波佐見焼ですが、すっきりとしたシンプルなデザインの焼き物も素敵です。キュートなお花柄と組み合わせてバランスをとっても良いですし、これだけを和物の食器と並べてもok、マルチに使えるところが便利です。

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マグカップでも湯のみでも、どのテイストの食器と合わせても大丈夫なので写真に撮ってもオシャレに映ります。マットな質感で、分厚くしっかりとした食器が多いので、存在感があります。

毎日のティータイムも波佐見焼で美味しくオシャレに

どんな食卓にもマッチする波佐見焼ですが、ほっと一息つくためのティータイムにもしっくりときます。もちろん、抹茶、きな粉を使用した和菓子にもぴったりですが、ケーキと紅茶にも合うところが本当に便利です。

和洋様々な用途に分けて、揃えるとどうしても増えてしまいがちな食器類ですが、波佐見焼であればどちらでも使用できる上に、オシャレでかわいいというオマケ付きです。

食器コレクションの初心者にもおすすめな波佐見焼

今回は、波佐見焼についてご紹介しました。とにかく丈夫で扱いやすいので、オシャレな焼き物や食器をコレクションしてみたいけれど、しまったままになるのではなくどんどん使ってみたいという人にオススメです。

出典:波佐見焼窯元 利左エ門窯

毎日使うものだからこそ、使いやすくて割れにくい、リーズナブルなものが嬉しいですよね。特に波佐見焼は、シンプルなものから、北欧風のものまで、いろいろなデザインの食器があるので、ぜひお気に入りを探してみてください。

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