伝統工芸とは?
伝統工芸の定義は、なんとなくわかるけど、実際にどういうものがあるのか分かりにくいですよね。そこで、全国の伝統工芸に関する人気のニュースを週刊でお届けします!
日々、伝統工芸のニュースに触れることで、伝統工芸の作品や基本知識だけでなく、最新の動向や各地の展示会情報などを掴めるようになります。
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ニュースの前に伝統工芸の定義を手短に解説
経済産業大臣は、「伝統的工芸品」として、以下の5つの要件に該当する工芸品を指定します。
1.主として日常生活の用に供されるものであること。
2.その製造過程の主要部分が手工業的であること。
3.伝統的な技術又は技法により製造されるものであること。
4.伝統的に使用されてきた原材料が主たる原材料として用いられ、製造されるものであること。
5.一定の地域において少なくない数の者がその製造を行い、又はその製造に従事しているものであること。
それでは、伝統工芸ニュースをご覧ください。
2023年12月2週目の伝統工芸ニュース
島根県立美術館にて「第70回日本伝統工芸展」開催
配信日時: 不明
サマリー:
島根県立美術館で、2023年12月6日から12月25日まで、「第70回日本伝統工芸展」が開催されます。この展覧会は、日本の風土が育んだ世界的にも注目される伝統工芸技術の保護と育成を目的としています。展示される作品には、倉吉市の陶芸家・山本佳靖氏が受賞した「NHK会長賞」作品も含まれており、伝統工芸の優れた作品を広く紹介する重要なイベントとなっています。
https://www.shimane-art-museum.jp/exhibition/000616.html
第70回日本伝統工芸展2024年1月香川開催
配信日時: 2023年12月13日
サマリー:
第70回日本伝統工芸展で日本工芸会総裁賞を受賞した漆芸家・松本達弥さんは、香川県出身で、その伝統工芸の技術を活かし、瀬戸内の海をテーマに作品を制作しています。
この展覧会は、2024年1月に高松市の香川県立ミュージアムで開催され、全国10会場を巡回します。四国では唯一の開催地となるこの展覧会では、日本各地で愛用されてきた日用品を含む伝統工芸品が展示されます。松本さんは、地元で学んだ技術を生かし、瀬戸内の美しい海を漆芸という伝統工芸の形で表現し、訪れる人々にその魅力を伝えています。
https://www.asahi.com/articles/ASRDD7R2LRD7PTLC001.html
伝統工芸の発展を支える「三井ゴールデン匠賞」応募開始
配信日時: 2023年12月15日
サマリー:
伝統工芸の持続と発展に寄与する個人や団体を表彰する「三井ゴールデン匠賞」の第5回応募が12月15日より開始されます。この賞は、伝統工芸の後継者育成や異業種との協働など、伝統工芸分野で貢献している職人や関係者を表彰し、その活動を支援することを目的としています。三井広報委員会が主催するこの賞は、伝統工芸の未来を育てる重要な取り組みとして、その価値を高め、広く知らしめる機会を提供しています。
https://mgt.mitsuipr.com/
「お殿様体験」、小田原市観光協会がインバウンド向け新企画を開始
配信日時: 2023年12月1日
サマリー:
小田原市観光協会は、訪日外国人旅行者向けに「城主体験プラン」を新たに開始しました。このプランでは、参加者が伝統的な甲冑姿でポーズを取ることができ、日本の武士文化や伝統工芸に触れる機会を提供しています。観光庁が公募した「観光再始動事業」の一環として企画されたこの体験は、日本の歴史と伝統工芸を深く理解するためのユニークな方法として、訪日外国人に人気を集めています。
https://article.yahoo.co.jp/detail/31c030cb3c619b0e49e6fc0ef643f3a7865c1bb9
栃木県佐野市の伝統工芸・天明鋳物、卒業制作に活用
配信日時: 2023年12月13日
サマリー:
栃木県佐野市の伝統工芸品である「天明鋳物」の技術が、市立天明小学校の6年生88人による卒業記念作品作りに活用されました。このプロジェクトは、地元の伝統工芸を学ぶ機会を提供し、子どもたちが自分たちの夢を形にする体験を支援することを目的としています。天明鋳物は、長い歴史を持つ伝統工芸で、地域の文化遺産を守り、次世代に伝える重要な役割を果たしています。
https://www.asahi.com/articles/ASRDD313BRD7UUHB00B.html
日本伝統漆芸展、第41回展示会開催
配信日時: 不明
サマリー:
第41回日本伝統漆芸展が開催され、重要無形文化財保持者(人間国宝)を含む多数の漆芸家による作品が展示されます。この展覧会は、漆芸という伝統工芸の優れた技巧と美を一堂に紹介し、訪れる人々に漆芸の世界を深く理解する機会を提供します。
展示される作品は75点に上り、漆芸を身近に感じられるワークショップや列品解説なども用意されています。このイベントは、日本の伝統工芸の卓越した技術と芸術性を広く伝える重要な場となっています。
https://www.nihonkogeikai.or.jp/exhibition/urushiwork/41/
南木曽ろくろ細工、伝統工芸としての新たな魅力を発見
配信日時: 不明
サマリー:2023年12月8日
木材から生み出される伝統工芸「南木曽ろくろ細工」が、若手職人の手により新たな魅力を発揮しています。この伝統工芸は、木の表情を大切にしながら作品を生み出すことで知られており、長野県南木曽町で継承されています。
塩原孝介さんは、自然素材の木を使い、意図した形にはならないことがこの伝統工芸の魅力だと述べています。このように、伝統工芸は時代と共に進化し、新しい世代の職人たちによって受け継がれています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f77d6421e88eace3a8acf1e3d6cbb5bc716fc29a
愛媛の伝統工芸、砥部焼の魅力を伝える女性グループ「とべりて」
配信日時: 2023年12月7日
サマリー:
愛媛県を代表する伝統工芸の砥部焼の魅力を伝える女性作家グループ「とべりて」が、活動10周年を迎えました。このグループは、砥部焼の伝統工芸技術を用いながら、新しいデザインやアプローチで作品を制作し、広くその魅力を伝えています。10年間の歩みを通じて、「とべりて」は愛媛の伝統工芸を現代においても新鮮かつ関連性のあるものに変え、地域文化の継承と革新に貢献しています。
https://www.nhk.or.jp/matsuyama/lreport/article/001/62/
伝統工芸の後継者インターンシップ、全国各地で募集中
配信日時: 不明
サマリー:
日本全国の伝統工芸産地で、後継者を対象としたインターンシップが募集中です。福井県小浜市の若狭塗や熊本県荒尾市の小代焼、福岡県東峰村の小石原焼など、各地の伝統工芸が参加しています。これらのインターンシップは、伝統工芸の技術と文化を次世代に継承するため、実践的な経験を提供し、後継者育成に重点を置いています。参加者は、地域固有の伝統工芸の技術を学び、その発展と存続に貢献する機会を得ることができます。
今週の伝統工芸ニュースはいかがでしたか?
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