現役の女子プロレスラーにインタビュー!
パフォーマンス性の高いスポーツである女子プロレス。男性ファンだけでなく女性ファンも多い女子プロレスは、ほかのスポーツにはない観客を楽しませる魅力があります。単なる殴り合いや勝ち負けの世界ではなく、その奥の深さが女子プロレスの魅力なのです。
今回、女子プロ団体のプロレスリングWAVEさんに協力していただき、4人の選手にインタビューをし女子プロレスへの思いを語っていただきました。
選手プロフィール
桜花由美(おうか ゆみ)選手
生年月日:1979年4月4日
血液型:A型
身長:168cm
体重:59kg
得意技:ネックハンギングボム・タイガースープレックス・ビックブーツ・サンマドロップ
好きな食べ物:生牡蠣・レバ刺し
趣味:料理・キレイになる方法を試す・プロレス
水波綾(みずなみ りょう)選手
生年月日:1988年3月24日
血液型:O型
身長:163cm
体重:80kg
得意技:ホットリミット・ギロチンドロップ・ナルシストラリアット
好きな食べ物:辛子明太子・福砂屋のカステラ
趣味:ビールの飲み比べ
野崎渚(のざき なぎさ)選手
生年月日:1990年11月22日
血液型:B型
身長:167cm
体重:58kg
得意技:鎌固め・ダイヤル固め・おしゃれキック・ドラゴンスリーパー
好きな食べ物:えび
趣味:ダーツ
長浜浩江(ながはま ひろえ)選手
生年月日:1995年11月4日
血液型:O型
身長:157cm
体重:60kg
得意技:ドロップキック
好きな食べ物:肉
趣味:サスペンスドラマを見ること
女子プロレスを始めるきっかけは様々
■女子プロレスを始めたきっかけは何ですか?
↑桜花選手
桜花選手:「アクション女優のオーディションに行ってみたら、女子プロのオーディションで。合格して2年だけ頑張ろうと思っていたらいつの間にか女子プロに夢中になってました。」
水波選手:「小さいころに、ケーブルテレビで女子プロを見て怖いイメージがありました。だけど、中学3年生のころにもう一度女子プロを見たときにとてもコミカルで気軽で楽しかったので、そこから女子プロレスをやりたいなという気持ちが芽生えましたね。私は、OLにはなりたくなくて、親を説得して、女子プロレスラーになれました。」
野崎選手:「小さいころからお父さんと一緒に女子プロレスを見ていて、何となく女子プロは”やるもの”ではなく”見るもの”だという認識がありました。でも、中学3年生の時に女子プロを見たときに、突然やりたくなって違和感なくリングに上がっている自分を想像できていたんです。父には高校は出たほうが良いと言われつつも『好きなことをしなさい』と言われ、高校に通いながらも15歳でデビューしました。」
長浜選手:「高校一年生の頃から好きな選手がいたので、youtubeなどでWAVEの試合を見ていました。高校を卒業してWAVEの新人オーデションを受け合格したのですが、進む専門学校が決まっていたので会社からは学校と両立するように言われましたが、母から専念するように言われて、専門学校に進むのは止めて女子プロ一筋でやっています。」
女子プロレスで大事なのは勝ち負けじゃない
■女子プロレスの良さとは?
↑水波選手
桜花選手:「女子プロに限らず、プロレスに通ずることですけど、選手の成長の過程がリング上で見れるというのは魅力だと思います。」
水波選手:「女子プロの良さは選手のドラマが出来ていくところですね。お客さんはそのドラマを見に来ているんです。その場限りのものではなく、試合の度に選手のドラマが見れるんです。女子プロってアイドルぽくて見づらいって勘違いされがちなんですけど、全くそんなことなくて普通のスポーツにかなり近いんです。」
野崎選手:「女子プロレスは他のスポーツと違って勝ち負けが大事ではなく、内容がとても大事なんです。そこが、女子プロの良いところですね。」
プロレスと格闘技の違いとは?
■プロレスと格闘技の違いはありますか?
↑野崎選手
桜花選手:「女子プロレスは体が小さい選手の方が多様に動けるので、体の大きい選手に勝つこともできるんです。それに、格闘技は同じ技が多いですが、プロレスは多くの技があります。オリジナルの技もあるんです。運動どころか前転すらできない人でも努力すれば活躍できるのが女子プロレスなんです。」
水波選手:「格闘技は、勝つことが目的なのですぐに終わりますが、女子プロは段取りなんかなく、相手の技を受けきる勝負なんです。お客さんに勝負の駆け引きを魅せるのが格闘技と違うところですね。」
女子プロレスをやって初めてわかること
■女子プロレスを始めてわかったこととは?
↑長浜選手
桜花選手:「初めは、あまりにも殴られていて劣勢になってたのですが、反撃をしたときにお客さんが湧いて、それがとても気持ちよかったんです。女子プロの試合で、ビンタをするとお客さんは湧くんですけど、ビンタはとても危険なんです。WAVEではビンタは禁止です。」
水波選手:「女子プロを始めて、初めて親元を離れて寮に入りました。そこで、初めて親のありがたみがわかったんです。ホームシックもありましたが、自然と(女子プロを)やめたいという気持ちはありませんでした。
最初は、ロープの硬さにびっくりしました。試合にはなかなか勝てなくて感傷に浸る間もなく無我夢中で怒涛の毎日を過ごしていました。
次第に、ベルトを取りたいという目標が出来てきて、ある程度キャリアを積んでベルトや称号を獲得できるようになりました。そして、ケガをして試合に出れない時でもモチベーションの上げ方やキープの仕方で自分の成長を感じれるようになりました。」
野崎選手:「女子プロレスはやっていくうちに勝手にその選手のストーリーができていくんです。その人の人間味ができていくことを女子プロをやってみて初めてわかりました。」
長浜選手:「練習生期間の時は楽しかったのですが、女子プロレスラーとしてデビューしてからは考えることが増えました。それと同時に泣くことも増えて、そんな自分が悔しくて壁を乗り越えようと先輩に追い込んでもらいます。究極に追い込んでもらったときに爆発するのが気持ち良いですね。」
魅力あふれる女子プロレス団体WAVE
■女子プロ団体WAVEさんの魅力とは?
桜花選手:「WAVEの人は移籍で入ってくる人もいますが、その人も含めて皆プロレスが大好きな人が集まっています。始めるきっかけも様々ですが、皆仲良しですね。」
水波選手:「WAVEでは1つの興行で色んな試合が見れるのが魅力ですね。若手のフレッシュな試合もあれば、コミカルな試合やハードヒットな試合もあります。WAVEの試合を見れば今の旬がすべてわかります!
また、上下関係はありますけど、皆とってもフレンドリーです。仲間内ではファミリーのような雰囲気がありますが、試合に対しては緊張感があるところもWAVEの魅力ですね。」
長浜選手:「先輩後輩、お互いに信頼関係が築けているところがWAVEの良さだと思います。選手同士の”どこまでいけるか”を一発で仕留めたりせずに見てくれるのは、お互いの信頼関係があってこそだと思います。
WAVEの皆さんは個性が強めでまとまらなかったり、バカなことに向けた熱量がすごいときもありますが、女子プロレスに対する熱量もすごいです。」
女子プロレスは怖くない!
■女子プロ初心者に向けて
野崎選手:「何も考えずに一度見に来てほしいです。怖いイメージを持っている方もいると思いますが、そんなに怖くないです!技の掛け合いとかも楽しいです。」
長浜選手:「私は、youtubeをきっかけに女子プロに興味を持ちました。初めて見に行ったときは知らない選手ばかりでしたが、それでもすごく女子プロレスに引き込まれたので、何も考えずに見てほしいです。ルールがわからなくてもその場の空気でわかってくるので一度試合を見に来てみてください。」
魅力あふれる女子プロレスの世界
いかがでしたでしょうか?今回、女子プロレス団体WAVEさんに協力していただき選手の方々にインタビューしてまいりました。一見怖そうな女子プロレスですが、なかなか奥が深いスポーツでしたね。何より、選手の皆さんの女子プロに対する熱量がすごい!
ほんとに皆さん女子プロレスが大好きなんだと実感できるインタビューでした。
あなたも女子プロレスラーになろう!
今回、女子プロレスラーについて紹介しました。そこで、大人の職場体験予約サイト「ココロミル」では現役女子プロレスラー選手のもと、女子プロレスラーとして受け身や基本の技をリングで体験できるプランを行っています。
他ではなかなかできない貴重な体験を、この機会に是非味わってみてください。午前と午後に分かれて同じ内容の体験を行っているので、ご自分の都合に合わせて体験することができます!
【午前の部】女性限定!現役選手に聞くプロレスの魅力!女子プロレスラー体験
体験先:株式会社ZABUN
住所:申込者のみお伝え
アクセス:申込者のみお伝え
体験時間:11:00 ~ 13:00 (2.0時間)
体験費用:5,000円
【午後の部】女性限定!現役選手に聞くプロレスの魅力!女子プロレスラー体験
体験先:株式会社ZABUN
住所:申込者のみお伝え
アクセス:申込者のみお伝え
体験時間:14:00 ~ 16:00 (2.0時間)
体験費用:5,000円