認可保育園と無認可保育園のちがい|メリット・デメリット・入所条件

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認可保育園と認可外保育園の違いをご存知でしょうか?今回は、そのことも踏まえて認可保育園についてご紹介します。

認可保育園とは


出典:写真AC

認可保育園とは、国の児童福祉法に基づく認可を満たしており、行政によって認められて運営している保育園のことを指します。具体的には、施設の広さ・保育士の数・給食設備・防災管理・衛生管理など国が定めた基準を、満たしていなければなりません。

認可保育園の場合、国や地方自治体から運営費や補助金が出ます。そのため、保護者が負担する保育料が安いという点は認可保育園の入園希望者が多い理由の一つでしょう。

また、認可保育園には、「公立認可保育園」と「私立認可保育園」の2つがあります。主に、公立認可保育園は各市町村の地方自治体が運営しており、そのため、保育士は公務員として働きます。

一方で、私立認可保育園は社会福祉法人やNPO法人、2000年からは企業や学校の参入も政府が認めました。しかし、実際は参入の条件が厳しかったり、自治体が参入を認めない場合があり、企業による認可保育園の運営は2%に留まっています。

無認可保育園とは


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無認可保育園または認可外保育園と聞くと、あまり良いイメージを持たない方が多いのではないでしょうか?しかし、無認可保育にも保護者に嬉しいサービスを行っている保育園や子供たちにとても良い環境な保育園が多くあります。

無認可保育園とは、国が児童福祉法に基づく認可に満たしていない保育園のことを指します。認可に満たしていなくても、認可保育園と同等な施設や、それ以上のサービスを行っている施設もあります。

無認可保育園は、国や地方自治体からの制限がないので英語や算数などの学習教育に力を入れている保育園や24時間保育を行っているベビーホテルなど、様々な保育ニーズに応えた施設が多くあり、保護者の都合や教育方針に合わせて選べます。

ただし、無認可保育園は民間運営のため保護者の負担する保育料が高いという特徴があります。しかし、おやつやおむつ、ミルクなどの雑費も含まれていることがあるので、保護者には嬉しい点でしょう。

認可保育園と認証保育園のちがい


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認可保育園と名称が似ているもので「認証保育園」というものがあります。この認証保育園は、東京都独自の制度で、国の認可基準には未達であっても地方自治体の認可基準に満たしていれば東京都から補助金が出ます。

東京では、大都市で狭いため国の設置基準を理由に設置ができず東京都に住む保護者にとって保育をしづらい環境となっていました。そこで、東京都は独自の基準を設定して保育園の設置を促したのです。

認証保育園は、駅前に設置する保育園(20人~120人)と小規模で家庭的な保育園(6人~29人)の2つがあります。一方、認可保育園は一律60人以上の受け入れを規定されています。

また、認可保育園が開園時間を11時間としている一方で認証保育園は13時間以上の開園を義務付けており、保護者の方には嬉しいものとなっています。

認可保育園の特徴


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認可保育園の特徴は、上記にも挙げたとおり国が定めた設置基準を満たしていることや、保育料が安いことでしょう。また、ほかにも原則としてその市区町村に居住しているか勤務している場合のみ、入園することができます。

そして、入園には「点数」が非常に重要な問題となってくることも認可保育園の特徴といえるでしょう。入園前にそれぞれ家庭状況によって点数がつけられ、その点数が高ければ「保育が必要な家庭」とみなされて保育園に入園することができます。

中には、一定基準の点数を満たしていたり、満点でなければ入園できない保育園もあります。

例えば、「夫婦が8時間以上労働している」「片親である」「子供の人数が多い」これらが点数に加点されます。一方で、「夫婦の労働時間が短い」「祖父母が近くに住んでいる」これらが減点対象になります。

認可保育園にかかる費用とは


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認可保育園の場合、世帯所得によって費用が異なります。世帯所得とは、奥さんが専業主婦で夫一人が労働している場合は夫の所得を、夫婦共働きの場合は夫婦それぞれの所得を合算したものをいいます。具体的には、世帯所得から計算される住民税の一部を参考に認可保育園の費用が決まります。

非課税の場合は月額3,000円負担、77,100円以下の場合は月額16,100円負担、211,200円以下の場合は月額20,500円負担、211,201円以上の場合は月額25,700円となります。保育園費用の負担額は国によって上限が決められています。

また、この国の基準を目安に各地方自治体は保育園費用を決定することができます。ですので、地域によって保育園の負担費用が異なります。ほかに、子供の年齢や人数によっても費用が変わってきます。

子供が3歳未満になると、3歳以上の子供より高く設定されるのです。なぜなら、0歳児は子供3人に保育士1人~・1、2歳児は子供6人に保育士1人~・3歳児は子供20人に保育士1人~と国が基準にしており、子供の年齢が小さいほど保育士の数が必要となるためです。

認可保育園のメリット・デメリット


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では、ここで認可保育園のメリット・デメリットを見ていきましょう。

認可保育園のメリット

認可保育園の最大のメリットとして挙げられるのが、設備や保育士の”安心感”でしょう。国の定めた認可基準をクリアしているため、保育園の規模や保育士の質は信頼して良いでしょう。

また、既述の通り、世帯によっても変わりますが認可保育園では保育料が安いというメリットがあります。平均して2万円くらいを目安にすると良いでしょう。

他にも、公立認可保育園で働く保育士は公務員の扱いとなるためベテランの保育士さんが多くなります。すると、経験も豊富なので子供を預ける際に安心と信頼を持って預けることができます。

認可保育園のデメリット

認可保育園のデメリットは、開所11時間を基本としているため保護者が長時間勤務することや、遅くまで預かってほしいなどの保育ニーズに応えることができない点です。

また、入園基準が厳しかったり受け入れ人数が決まってしまい、預けることができなくなってしまう点も認可保育園のデメリットといえるでしょう。

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