元々、休憩施設や情報発信施設としての役割を期待されて全国各地に設置されている道の駅は、近年、温泉に入れたり、地元の特産物の収穫体験や特産品の製作体験をしたりできる、いわば「遊べる道の駅」も増えています。
平地が多い埼玉では、農作物の栽培が盛んで、特に「深谷ねぎ」が有名で埼玉の道の駅で購入できます。他にも埼玉の道の駅では埼玉で採れた新鮮な食材を使ったメニューやスイーツが楽しめます。
今回は、そんな魅力たっぷりな埼玉県の道の駅を6か所紹介します。
埼玉県の道の駅『大滝温泉』
出典:写真AC
埼玉県秩父市の国道140号線、山梨県との県境近くに位置する道の駅「大滝温泉」は、美肌の湯と呼ばれる温泉施設や地元グルメが人気の道の駅です。
道の駅大滝温泉内の「お食事処 郷路館」では、大滝にある滝沢ダムと二瀬ダムの2つをモチーフに形取った「ダムカレー」や「おなめ」をつかったB級グルメ「みそポテト」などのご当地グルメを食べられます。おなめとは、秩父で定番の、重厚な香りと旨みが特徴の味噌のことで、「お箸をなめるてしまうほどおいしい」が語源なのだとか。
また、美肌の湯と呼ばれる温泉「遊湯館」も館内に設置されており、「大滝温泉」の名前の通り、実際に温泉に入れるというのも特徴です。
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埼玉県の道の駅『おかべ』
出典:写真AC
「道の駅おかべ」は埼玉県北部、国道17号線の「深谷バイパス」沿いにある道の駅です。「深谷」と言えば、深谷ねぎを思い浮かべる方が多いと思いますが、そのイメージ通り、道の駅おかべ周辺は日本有数の野菜と花の産地となっています。
地元の農畜産物を堪能できる道の駅で、地元牧場のしぼりたて生乳使用した「濃厚ジェラート」や、名産の深谷ねぎを使った「ねぎみそむすび」を味わうことができます。
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埼玉県の道の駅『あらかわ』
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埼玉県秩父市、国道140号沿いに位置する道の駅あらかわは、1988年から秩父鉄道が主に冬期除く土日祝日に運行する4両編成の蒸気機関車(SL)が、走る臨時列車「パレオエクスプレス」沿線に位置することから、迫力ある蒸気機関車の雄姿を見ることができるビューポイントとして知られています。
秩父の特産品が多数販売されており、奥秩父の行者にんにくを醤油で付けた「行者にんにくしょうゆ漬」や、地元荒川で収穫された風味高いそば粉、手打ちそばなどを購入することができます。
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