江戸時代には、東海道と中山道の分岐点の宿場町としてにぎわった滋賀県草津市の、一般県道近江八幡大津線沿いに位置するのが「道の駅草津」です。 琵琶湖のほとりの道の駅で、大阪からもアクセスがよいことから、気軽に訪れることのできる人気のスポットとなっています。
ではまず、道の駅草津の基本情報をご紹介します。
【住所】
・〒525-0001 滋賀県草津市下物町1436
【アクセス】
・車 :名神栗東I.Cから約7キロ ・名神瀬田東、西I.Cから約12キロ ・京滋バイパスから約10キロ
・電車 :JR琵琶湖線「草津駅」下車→烏丸半島行バス→グリーンプラザからすま下車
【 営業時間】
・9:00~18:00(7月~8月は19:00まで)
【電話番号】
・TEL:077-568-1208
・FAX:077-568-3035
【駐車場】
・駐車場:56台(大型車6台、普通車50台)無料
道の駅草津で味わえる琵琶湖名物
出典:写真AC
道の駅草津の周辺は、琵琶湖名物の「鮒寿司(ふなずし)」や、「近江牛」など、名産・特産品が豊富です。中でも道の駅草津内にあるベジカフェで楽しめるのは、地元近江の近江米を使ったメニューの数々です。
名産の蓮根のはさみ揚げや、若鶏の照り焼き、ミニハス梅うどん、プチデザートなど盛りだくさんの「ベジカフェご飯セット」(950円)をはじめとして、多くのメニューに近江米が使用されています。特に一粒一粒がしっかりとした素朴な味わいの近江米おにぎりは2個セットで200円とリーズブルで、持ち帰りも可能です。
また直売所ではさまざまな品種のお米を直接購入することもできます。
道の駅草津で楽しめる市の花を使ったスイーツ
出典:写真AC
道の駅草津の人気スイーツといえば、ソフトクリームの「あおばなソフト」(300円)です。 草津市の特産品であり、市の花にもなっているあおばなは、つゆくさの変種で学術名を「大帽子花(オオボウシバナ)」といいます。
現在あおばなは、お茶やソフトドリンク、饅頭、クッキー、そば、焼酎、酢、酒といった様々なかたちで食品化が進められていて、あおばなの粉末を使用したあおばなソフトもそのひとつです。
あおばなには糖の吸収を穏やかにし、血糖値の急激な情趣を抑制する働きがあるとされ、あおばなソフトはソフトクリームでありながら、ヘルシーなのが特徴です。やさしい甘さとほのかな香ばしさで、薬草のような苦みはなく、おいしくいただけます。