花には様々な種類がありますが、その中でも日本の象徴的な花とされるものがいくつかあります。昔から四季と付き合ってきた日本人は、季節ごとに花開く彩りを暮らしの中に取り入れようとし、花は日本人の文化と切っても切り離せないものになりました。
そんな私たちの感覚を反映するさまざまな日本の花の中なら、日本を代表する花7つを紹介します。
日本の花その1<さくら>
出典:Pixabay
花言葉:「精神の美」「優雅な女性」
(八重桜):「おしとやか」「豊かな教養」
さくらは3月から5月にかけて開花する花です。たくさんの種類がありますが、一般的に日本で観賞用として用いられるさくらはソメイヨシノという品種です。山桜はもともと約15種類あると言われていますが、現在は品種改良によって300種以上ものさくらがあると言われています。
正式に定められた国花ではありませんが、さくらはさまざまな公的シンボルとして用いられることが多く、実質的に日本を代表する花のような存在です。不滅の美しさを象徴する薔薇(ばら)より、パッと咲いて刹那的に散るさくらの一瞬の美のほうが、日本人の精神に合っているのかもしれません。
また「♪さくら~さくら~」と日本人なら誰もが知る「さくら」など、歌のタイトルなどにもよく使用されています。 さくらの花言葉は「精神の美」「優雅な女性」です。また、さくらでも八重桜の場合、「おしとやか」「豊かな教養」の意味の花言葉を持ちます。
日本の花その2<梅>
出典:写真AC
花言葉:「高貴」「高潔」「不屈の精神」「忠実」 (紅梅):「優美」
(白梅):「気品」「澄んだ心」