柴又の観光名所④
柴又駅
photo by nachio
気さくな下町である葛飾柴又の玄関口として、知られるのが京成鉄道金町線の柴又駅です。東京を代表する下町上野を基点として、運行される京成鉄道は下町御用達の鉄道会社だと言えます。 京成鉄道の路線の中でも柴又帝釈天に、近い場所に位置する柴又駅は、柴又観光のシンボルのような存在として知られています。
駅前に設置されたフーテンの寅像と寅を見送る妹さくら像は、葛飾柴又を訪れるために柴又駅を利用する多くの観光客にとって、外すことができないモニュメントだと言えるでしょう。
柴又の観光名所⑤
亀家本舗
出典:写真AC
寅さんの実家のモデルとなった、柴又帝釈天参道の高木屋老舗と人気を二分するのが、高木屋老舗と同じ柴又帝釈天の参道で、明治34年から営業を続ける「亀屋本舗」です。こちらも草団子を中心とした、和菓子と食事を提供しており、高木屋老舗同様に「とらや」や「くるまや」のモデルになったと言われています。
実際にどの団子屋をモデルとして「とらや」や「くるまや」が描かれているのかは、メガホンを採り続けた山田洋次監督しか知り得ることはできません。
確かにモデルとなったと言われれば、今にも寅次郎が「帰ったよ」と言いながら、店に入ってきそうな雰囲気が漂っています。 亀屋本舗も寅次郎ファンにとっては外すことができない柴又の観光スポットだと言えます。
柴又の観光名所
葛飾柴又の持つアットホームな雰囲気には、寅次郎ファンでなくても魅了されるのではないでしょうか?下町のブランディングが完成したと言っても過言ではない浅草や上野、両国、向島と比べると葛飾柴又は、下町の生活の匂いが濃厚に漂う町だと言えます。
近年ブームとなっている下町グルメを語るのにも葛飾柴又の草団子を経験する必要があるのではないか?と思わせてくれる柔らかな温かみが葛飾柴又にはあります。
東京の下町に興味がわいたら