組子細工とは?|職人の技が光る伝統工芸品「組子細工」の美しさ | 粋-iki-粋な日本文化を発信するメディア – Part 2

出典:写真AC

「組子細工」が施されている最も古い建築物である法隆寺の金堂・五重塔・中門では、卍(まんじ)の形を崩した模様が繰り返し組み込まれている「卍崩し組み子」を見ることが出来ます。

また、東京都町田市にある浄運寺にも立派な「組子細工」があるなど、全国にある寺院や神社などで「組子細工」を見ることができます。

最近でも「組子細工」は、和風な家や空間を演出するために引き戸や間仕切り、障子、中には玄関ドアなどにも用いられることもあり、日本人にも人気の高い伝統工芸となっています。 

規則正しい美しさを持つ組子細工

photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋

規則正しく並んだ組子が非常に美しい「組子細工」は、見る者を凛とした気持ちにさせてくれます。日本の歴史から生まれた世界に誇れる木工技術は、これからも日本の建築分野において様々な表情を見せてくれることでしょう。

皆さんも是非、法隆寺や浄運寺など寺院や神社に赴いてご自身の目で組子細工の美しさをご覧になってはいかがでしょうか。

5420253532_b2f73e80cf_z-472x315-4729071

この記事が気に入ったら

いいね!を押して最新情報を受け取ろう

Copied title and URL