山形・高畠でみつけた、ぶどうを使ったおみやげ4選

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

山形県高畠町は、雄大な自然に囲まれ、四季折々の風景を楽しめる美しい町。こだわりの食材を集めた「たかはたブランド」を町主体で推進するなど、観光面でのアピールにも力を入れており、町内のみやげ店や道の駅で、特産品を使った多彩なおみやげに出合えます。

初夏はさくらんぼ、秋にはぶどうやラ・フランスと、季節ごとにとれるフルーツも有名です。今回は、高畠を代表する2つのブランドから、今が旬のぶどうを使ったおみやげをピックアップしてみました。

高畠ワイナリー

高畠ワイナリーは、1990年に創設されて以来、「観光も楽しめるワイナリー」として愛されてきました。国産ワインコンクールで金賞を受賞するなどワインの評判も高く、赤・白・スパークリングなどそのバリエーションは多岐にわたります。

敷地内では、芋煮会やスプリングフェスタといった、季節に合わせたイベントを開催。無料のワイナリー見学を受け付けているほか、ワイナリーショップも充実の品ぞろえ。試飲をしながら、お気に入りを見つけるのも楽しみです。

高畠ワイナリーのおみやげ1

ぶどうの紫糸(パスタ)

ワイナリーショップで見つけたのは、ぶどうの皮を練り込んだ珍しいパスタ。見た目はお蕎麦のようで、パスタの一本一本に黒っぽい粒が見えかくれしています。茹でるとさらに紫っぽい色に変化しますが、通常のパスタ同様に調理すればOK。

コシのある食感がたまりません。フレッシュなぶどうの香りを生かすなら、季節の野菜とオイルだけでシンプルに仕上げて。大葉やキノコなどで和風にアレンジするのも良いですね。

高畠ワイナリーのおみやげ2

マールの塩

こちらもワイナリーショップのオリジナル商品。ワインの搾りかす(マール)とローリエの葉を、海水とともに煮詰めてできた「マールの塩」です。ハーブ入りで、肉料理の下ごしらえにもそのまま使えます。もちろん、赤ワインとの相性も抜群です。

そのほか、サラダや野菜のグリル、白身魚などにふりかければ、ワインレッドの綺麗な色合いを楽しむことができますよ。姉妹シリーズとして、マールでコーティングした砂糖「マールの砂糖」もあります。

たかはた果樹園

高畠でとれる季節のフルーツを贅沢に使い、加工・製造販売を行っている「たかはた果樹園」。ジャムやヨーグルトソース、ジュース、ゼリーなど多彩なラインナップがそろっており、山形県内のショップで販売されているのはもちろん、一部の商品は全国の百貨店にも流通しています。

たかはた果樹園のおみやげ1

ぶどうジュース

まずは定番、国産果実100%のぶどうジュース。ぶどうの果実本来の風味が、ぎゅっとボトルに詰まっています。

はじめは濃厚な甘さが口の中に広がりますが、野生の木ぶどうを思わせる適度な酸味もあり、バランスのとれた味わいです。ヨーグルトと割ったり、ソーダを加えてさっぱりといただいたりしてもおいしいです。

たかはた果樹園のおみやげ2

フルーツビネガー ぶどう

香りが強く芳醇なぶどう品種・コンコードグレープを使用したぶどうのビネガーです。原液を水や炭酸水で希釈して、ごくごく飲むのがおすすめ。

ぶどう果汁とりんご酢をブレンドして飲みやすく仕上げてあるので、「フルーツビネガーは酸味が苦手…」という方でも安心。また、身体に良いフルーツビネガーは、おいしいもの好きな友人へのおみやげ、健康志向の方へのギフトにも最適です。

終わりに

さくらんぼのイメージが強い山形ですが、高畠エリアではぶどうの栽培がさかん。日本一の収穫量ともいわれるデラウェアや高級品種のシャインマスカットをはじめ、こだわりのぶどうを味わうことができるんですよ。

農園でのぶどう狩りを楽しんだ後に、ワイナリーやショップに立ち寄っておみやげ探しをするのも良いアイデア。ドライブがてら、ぜひ遊びに出かけてみてくださいね。

文・写真/ゆさ みずあ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加