護身術を徹底解説|急所の狙い方、護身グッズも紹介

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体の急所を狙うことで相手から逃げやすくなる

護身術は逃げることを主な目的としていますが、自分より体の大きい相手だと、力だけで逃げることは難しいです。そんなときは人体の急所を狙うことで、逃げやすい環境をつくりやすくなります。

急所はいくつかありますが、その中でも、鼻、喉、股間という3箇所は比較的狙いやすい場所です。

3箇所ともすぐにどこにあるか理解しやすいので、狙える場所にダメージを与えて逃げる隙をつくります。例えば鼻であれば拳で殴るなど打撃を与えます。

顔へのダメージは誰でも痛いですし、目をつむりやすいので有効です。顔が見えない場合でも手を上げて振り回すだけでも効果があります。

そして喉ですが、相手が男性であれば、のど仏がでているので、その周辺から下を手の指などで押さえます。股間はそのときの体制にもよりますが、膝やスネを使って蹴り上げるようにダメージを与えることで、隙をつくりやすくなります。

こうして、身体の急所を突くような護身術を使うことで、より効果的に身を守ることができます。

腕をつかまれた際の護身術


出典:写真AC

腕を掴まれた場合に有効な、護身術を紹介していきます。まず自分の左右の手を握り合わせます。そして手を握り合わせたまま手首をひねり、相手の手をはずします。

このときのポイントは、手首をひねるときに「相手の腕を軸にしてひねる」ことです。躊躇せず一気にひねり、相手の手が離れたところで逃げてください。

ただ逃げるだけでもいいですが、手が離れたときにそのままヒジで相手の腕を押し、一歩踏み込んでヒジで腹部や胸部あたりを打つのも効果的です。相手が反撃できる時間を与えないよう、流れるように一気に動くことが、この護身術のポイントです。

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