温泉街おすすめ１０選｜風情ある散策が楽しめる日本の名湯・秘湯

道後温泉【愛媛県松山市】

「坊っちゃん」にも登場！

出典：Wikimedia Commons

道後温泉といえば、有名なのが明治27（1894）年に建造された木造3階建ての公衆浴場である「道後温泉本館」です。魅力的で風情ある佇まいは、温泉入浴施設としては日本で唯一、国の重要文化財に指定されています。 また、道後温泉は、「日本書紀」にも登場する日本最古の温泉といわれています。

夏目漱石の小説「坊つちやん」にも登場する、愛媛県の代表的な温泉街です。 泉質は単純温泉で、源泉温度42℃～51℃の地熱由来の非火山型の温泉となっており、神経痛やリウマチ、胃腸病、皮膚病、痛風、貧血などに効能があるといわれています。

【情報】改修が予定される愛媛・道後温泉本館

黒川温泉【熊本県南小国町】

風情と泉質、一粒で二度おいしい

出典：Wikimedia Commons

熊本県の黒川温泉は現在ではさまざまな温泉街で行われている露天風呂巡りの入湯手形で一躍有名になった温泉街です。 このため、多くの日帰り客を昼夜問わず受け入れていて、利便性が高いのもひとつの特徴です。 近年では、アジアをはじめとした海外からも多くの観光客が訪れ、国内有数の人気温泉街となっています。

また、独特の民芸調の宿には秘湯の風情があり、大半が源泉かけ流しで、泉質も宿ごとに微妙に異なることから、風情と泉質、双方を楽しめる温泉となっています。