「大器晩成(たいきばんせい)」意味や由来|大器晩成な人の特徴は? | 粋-iki-粋な日本文化を発信するメディア – Part 2

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出典:写真AC

意味が似ている類義語として「大才晩成(たいさいばんせい)」という言葉、また反対の意味がある対義語には「栴檀双葉(せんだんのふたば)」という言葉があります。

「大才晩成」とは「年齢を重ねてから人より抜きんでる」ことで、才能が開花するまでに時間がかかる人のことを指します。時間はかかりますが、その後は人を抜くほどの才能がある人という意味です。

そして「栴檀双葉」ですが、これは「大物になる人は小さな頃から才能に溢れている」という意味があります。才能が開花するのが早い人の方が大物になるという、まさに大器晩成や大才晩成とは真逆の意味があります。

努力を認める言葉「大器晩成」

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出典:写真AC

大器晩成とは現代では「なかなか上手くいかなくても努力すれば花開く」「じっくりやれば大物になる」というポジティブな意味で使われている言葉です。真逆の意味の四字熟語も存在していますが、「頑張れば大物になれる」というように考えると現状の苦しい気持ちも和らいでいきます。

結局はどんなことでもやり続けないとその先に開花するかどうかは分かりません。続けていくのであれば前向きになった方が物事は上手くいくことが多いです。人には早熟型もいればその逆もいますが、「努力し続ける」ことを肯定している言葉です。

この言葉に倣い努力を続けていくと、将来は成功するかもしれません。何をやっても器用にこなし人より成長の早い人は確かにいますが、そんな人と自分を比べる必要はありません。そのことを学べるのが「大器晩成」という言葉です。

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